July 11, 1999

火吹き酒

絵 出家がどうこうと哲学していた舌の根も乾かないうちではあるが、昨日はお酒を飲んで大喜びであった。日本史担当の国守が、中学時代の同級生を生け贄に…いや、賓客として呼んでくれたので、ワタシは人の金で飲み放題。現在収入フリーのワタシとしては仕方のない選択である。いつもはそれなりに出しているんだけどね。いや、別にこんなところで言い訳する必要はないんだけど。
 まずは目に付いたビアガーデンに行ってみる。…と、4階建ビルの屋上に、煌々と電気をつけたそのビアガーデン、なんと殺虫灯を用意していないのだ。薄暮の中飲み始めたワタシたちが、2杯目のビールを注文する頃には、白いテーブルと白いイス、そして白いワタシたちのシャツに羽蟻がたかる、恐怖の羽蟻地獄と化していた。
 逃げるようにそこを去ったワタシたちは、串揚げの居酒屋に定着。しかしながら、静岡の居酒屋の夜は早い。11時にはラストオーダーで追い出され、仕方なくショットバーに場所を移した。
 恐怖の酒に対面したのは、その店のことだった。
 ワタシは意外にも甘党である。酒を飲みそうな容貌と、実際酒を飲む体質とで、初見では100%辛党と判断されるワタシだが、実は甘い酒が好きだ。出羽桜がなければ、完全に甘いカクテル系に走る。
 そんなワタシの「安全パイ」がカルーアミルクである。大学時代、どれだけお世話になったかしれない。ただ、安全パイだと判っているだけに、いきなりそれではつまらないので、通常最初は「なにやら初めて対面するカクテル」を頼むことが多い。
 そして今回、「チョコレートなんとか」という名前のカクテルを発見したので、注文を取りに来たお姉さんに「これ、甘いですよね?」と聞いてみた。
 生け贄N氏は、このとき「お姉さんが、一瞬固まったような気がするんだよね」と後に供述する。
 ワタシも一瞬「?」と思ったものの、甘いですよと言われたので、それを頼んだのである。チョコレートというくらいだから、カルーア系の甘いリキュールだろうと踏んでいたのだ。
 果たして。
 運ばれてきたグラスを見て、一瞬、3人の視線が交錯した…というか、ワタシの目はグラスに釘付けだったから、残りの二人が多分見つめ合ったと思う。
 そのグラス、「ショートカクテル」も吃驚な、テキーラでも入ってくるかのようなミニミニグラスだったのだ。カクテルは量が少ないほどアルコールが強い、てことは…。
 とりあえず、おずおずと一口…いや、一滴、舐めてみた。
 結果:左図。
 アルコールで口の中が燃えるって、こういうことなのだなあと、妙にしみじみと感じ入った昨日のワタシであった。善哉善哉。

By kumi at July 11, 1999
21世紀になってスズキになったマスダのヒトコト

 酒、ゆっくり飲みてぇなぁ…。

By: kumi at May 25, 2003
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