April 05, 1998

Newton

絵 Newtonといってもアイザック・ニュートンではない。科学雑誌の『Newton』である。
 今週末は久しぶりの完全休日だったので、思い立って屋根裏部屋の掃除をすることにした。ワタシの屋根裏部屋には、マンガや小説、各種資料といったありとあらゆる「本」がつめこんである。これら資料の中で最もかさばっているのが、『Newton』であった。なんと、創刊号から10年間、ワタシはこの雑誌を買い続け、そして保存してあったのである。
 今回ついに、このNewtonを捨てる決心をした。掲載されている記事が古くなって(最近は買ってなかった)資料価値を失ってきたことと、増え続けるパソコン雑誌の収納のための場所確保が理由である。
 そういうわけで、一生懸命屋根裏部屋から運び出していたのだけど、ふと、ある一冊の裏表紙が見えた。なんと『Macintosh Plus』の広告である。Macintosh Plusというと、現在では「オールドマック」といってもてはやされている往年の名機。そのリアルタイムの広告だ。これは凄い。
 そこで思い立って、パソコン関係の情報が載っている初期Newtonを集めてみた。すると、科学雑誌といえども、現在のパソコン進化大爆発は予見できなかったのだなあとしみじみ考えさせられた。
 さすがに腹を抱えて笑っちゃうような予測は書いていないのだけど、言葉の端々に「今では当たり前」のこと(インターネット、数ギガのHD、数十メガのメモリ etc.)を、将来の希望的観測・夢物語状況のように思っている雰囲気が見えるのだ。そうだよねえ、このころにはまさか公衆電話回線を使って世界中のデータベースに個人がアクセスできて、しかもホームページで絵がぐりぐり動いたり、じゃんじゃん音が鳴ったりなんて考えられなかったよねえ。
 それにしても不思議なのは、「未来のオフィス」の予想図に描かれているパソコンが、なぜかみんな「キーが少ない」ことである。これってやっぱり「ボタン一つでピッ」という意識がある証拠だよね?このころはまだ『マウス』がパソコン処理の主流ではないから、絵の中にマウスはない。マウスがなくてキーが減ったら、逆に使いにくいんじゃないだろうか?
 なんていろいろ考えながら、Newtonをひもで縛り上げて紙ゴミに出し、願わくば再生紙として復活し立派な尻を拭いてくれ、と呟いてNewtonとお別れしたワタシだった。

By kumi at April 05, 1998
21世紀になってスズキになったマスダのヒトコト

 「ボタン一つでピッ」の意識は未だに根強いらしく、Windowsには「メール」とか「インターネット」とかのワンタッチボタンがついてるよね。笑えるのは、ソレをつけることによってボタンが「増えてる」ことだ。
 Newton予測の未来はまだ遠い。

By: kumi at May 25, 2003
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