February 18, 1998

作文

絵 ワタクシ現在、中学校の年度末記念誌を作る仕事をしておりますのね。一年の行事や部活動についての写真や文章、教師からのお言葉などを掲載した小さな薄い冊子なんだけど。
 本日の作業は「直し」、つまり一度形を作って印刷したモノを担当者に見てもらって、赤ペン添削して戻ってきたヤツを赤ペン通りに修正する作業だったわけ。で、直していくウチにいきなり『文章全面に赤ペン訂正ドバーッ!』というページが出てきて、ちょっと驚いた。
 何がそんなに直してあるのかと思って見てみると、なんと、生徒が書いたであろう文章の『文末』がすべて直してあったのだ。つまり「だ」「である」等の断定調が、「でした」「です」の丁寧調に、ご丁寧にまあ"すべて"直してあったからびっくりなのだ。
 しかも、その直し方といったら、どう見ても「これは生徒に相談しないで小手先で教師が直しただろう」という直し方。「です、ます、ました、でした」の連続。訂正前の生徒が書いた文章の方が生き生きしている。その上、文末はすべて「ですます」に直してあるのに、文の途中の「〜だが」なんかは直してない。完全に『文章を読まないで「。」の前だけ見て』訂正しただろうという直し。
 ワタシは文章を書くのが好きである。一時は小説家になろうとして母親と大喧嘩して泣きわめいたりしたこともある。だから、こういう「本人に確認もしない文章の改訂」って許せないのだ。しかも、学校では「断定調か丁寧調かどちらかに統一すればオッケー、混在はダメ」と教えるではないか。だったら断定調に統一した文章の何が悪い!
 大体、中学校あたりでこういう指導(実質「文章は丁寧調に統一するようにという指導」)をしているから、高校生になって「これこれについて論じなさい」とテストに出されたときに『私は●●だと思います。なぜなら〜』なんて「作文」を書いてくるヤツが出るのだ。ワタシが非常勤講師をしているとき、口をすっぱくして「丁寧調で論じたヤツは不正解にする」と言っても、丁寧調で書いちゃうやつがいてどれだけ苦労したか。そういう生徒は大体「素直で一度教えられたらその通りにしかできない」子なのだ。中学校はもっとちゃんと「作文と論文」の区別を教えろ!そして文章を勝手に直すな!
 …と、思わず過去のことまで思い出して、興奮して鼻の穴が広がってしまうぐらい、ちょっと怒ってしまった今日なのだった。フー。

By kumi at February 18, 1998
21世紀になってスズキになったマスダのヒトコト

 怒ってる怒ってる。
 ただこれ、今でも怒るだろうな。もし自分の子どもの作文をこんな風に直されたら、スッゲーイヤミな電話を学校にしてしまいそうだ。きゃー。

By: kumi at May 25, 2003
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