August 24, 1997

遠慮と感謝

絵 あ、なんか題名が哲学的だなあ。でも内容は全然哲学的じゃないんだけど。まあいいか。
 事の起こりは、ピアノである。ある日隣の親戚の家で「電子ピアノ購入計画」が進行しているとの噂が飛び込んできた。ウチには弾かなくなって10年経過するピアノが捨てるに捨てられず置いてあるので、私は半分冗談のつもりで「買う気ぐらいならウチのピアノをもらってくれ」と言ったのだが、これが大ヒット。隣家では30万円する電子ピアノをねだられていたところを、調律代と運賃の計35,000円也でおさまることになり、ワタシも部屋が広くなって大喜びという、あちこち喜びの嵐の大団円となったのである。
 さて、コトが起こったのはピアノを移動した本日夕方だった。隣家の若奥様が「お礼」と称するお金を持ってきたのである。私の家では不要品を引き取ってもらったも同然であるから、まさかそんなお金はもらえない。ウチの母はとにかく「もらえない」と押し返す。若奥さんも、強情に封筒を置いていこうとする。もみ合いになる二人の姿は、1才4ヶ月の姪には「二人がケンカしている」ように見えたらしく、必死におばあちゃん(私の母)の顔を見上げてすがりつく。ちょっと可哀想な光景だった。
 結局は若奥さんが若さで押し切って、封筒を下駄箱に置いて疾風のように去っていき、母は「困っちゃうわねえ」と「お礼返し」計画に燃えているが、考えてみれば向こうとしては「30万円払うはずだったモノをもらった」わけだから、何かのお礼をしたいと思うのも当然かもしれない。
 遠慮もある程度までは日本人の美徳で済むが、少なくともケンカに見えるほどの押しつけあいをするぐらいなら、遠慮なんかしないでもらっておいて感謝する方がいいんじゃないのかなあ、と傍観者としては思ったわけである。 おしまい。

By kumi at August 24, 1997
21世紀になってスズキになったマスダのヒトコト

 相変わらずワタシは遠慮ナシである。「あげたい」という気持ちを相手が持っている限り、そしてそれを「ほしくない」と思わない限り、ワタシは遠慮しない。だからプレゼントなどあげたいと思う人はとりあえず連絡クダサイ。今はシグマリオンとかほしいです。

By: kumi at May 25, 2003
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